ピロと対談

河合ピロシ × 鳩山 由紀夫 (2)


日本はまだまだ遅れてるんですね。

― 管直人新代表、および今後の民主党についてお聞かせください

ピロ ぶっちゃけた話、管さんとは仲悪いんでしょう?
鳩山 いえいえ、とんでもない。仲が悪いどころか、良すぎるくらいです。
よくホモと間違われます。まあ私の片思いなんですけどね。
ピロ 片思いなんですか。じゃあホモだと思われてるっていうかホモじゃないですか。
鳩山 私はね。でも管さんはホモじゃないんです。だから間違われてるんです。
いや実はね。私は出合った時にてっきり管さんもホモだと思ってしまってね。ピーンと来てね。
でもまあそれは違ったんですけど、なんか管さんはそれを私に言い出せなかったみたいでね。
羽田さんに実は付き合ってるんだって言っちゃったもんだから、彼ったら慌てて否定しちゃって。
オレハホモジャナインダー!ってね。あの党事務所の1Fの廊下で。
だったら早く言ってくれよって感じですよ。こっちもね。なんかムリヤリだったって思ったら
ちょっと申し訳ない気分になってね。それもあって次の代表はぜひ彼にってね。
まあこれがホントのカン違い。なんちゃって。
ピロ あらまー。それは大変でしたね。でもなんで羽田さんにバラしちゃったんですか?
鳩山 えー?いやねえ、あのさあ、例の電波少年のヤツあったじゃないですか。
あれさあ、何でアイツはあんな事でそんなに怒るんだってみんな言ってましたよね。
あれ、怒ったのはね。管さんの悪口言われたからなんですよ。結構私は電波少年好きだったしね。
ハトヤマさんちのユキオクンーこのごろすこーし変よーとか言うのはね。私も楽しんでたんですけど、
後の方でね、お前もカイワレ食って大臣になれとか言われてね。
カイワレ食ったからって大臣になれるわけじゃないですからね。
彼はもっと色んな努力をして大臣になったんですよ。それをねえ。
ピロ うーん。それにしてもそんな怒る事じゃないような気がしますけど。
鳩山 いやあ、なんかカチンと来ちゃってねえ。言っちゃったんですよ。
オマエら全員カイワレ食わしたろかボケー!ってね。
それで秘書に近くのスーパーのカイワレ全部買って来いって言ってさ。
それが結局経費で落とせなくて。なんじゃこりゃって。それで羽田さんに呼び出されまして。
なんで管の事でそんなに怒るんだって。それでついついね。
ピロ それを管さんが聞いてたんですか。
鳩山 いや、羽田さんが管さんを呼び出して、お前ら付き合ってるのか!って。
それで否定されちゃったんですよ。なんかショックだったなあ。
ピロ なるほど。それはかなりキツイですね。でもなんかイマイチ管さんの気持ちがわからないんですけど。
鳩山 そうですか?
ピロ いや、だって言い出せなかったっていう意味がわからない。意地でも言いますよ。普通。
鳩山 そうですかね。私は超党派なんで普通の人の気持ちはどうもわからないんですよ。
ピロ いやあ、僕だったら絶対言いますね。っていうか我慢してもムリですよ。多分泣きますし。
付き合ってる間にそういう感じとかなかったですか?部屋の隅でうずくまってたりとか。
鳩山 なかったねえ。全然。まあちょっとマグロ気味だなあとは思ってたんですが。
ピロ マグロ気味ねえ。なんかちょっとなあ。ホントはホモなんじゃないですか?
どれくらいの期間付き合ってたんですか?
鳩山 えー、2年くらいかなあ。結構友達の期間が長かったんですよ。まあ私も他の男が居ましたしね。
ピロ 2年ですか?それは長すぎる。絶対ホモですよ。自らの保身の為に否定したんじゃないですかね。
鳩山 ええ?でもだとしたらそれはちょっとヒドイなあ。いや、そんなはずはない。
うーん。いやあ、しかし、そんななあ。そんなのアリですか?
ピロ アリか無しかって言えばアリでしょうね。政治家だったらそれスキャンダルですからね。
まだ日本は同性愛に対して保守的だし。
多分、党の議員もホモの代表なんてイヤだとか言いますよ。
鳩山 そうなんですか?なんか日本はまだまだ遅れてるんですね。
それでみんな代表辞めろって言ったのかなあ。
ピロ まあそれだけじゃないでしょうけどね。ほら、元気出してくださいよ。
鳩山 いやあ、へこむなあ。それ。



― 最後に、今後のお互いの活動についてお聞かせください

ピロ そうですね、僕はまあマイペースでやって行きたいと思います。
この対談も鳩山さんが最初の相手なんですけど、とても面白かったです。
鳩山 いえいえ、こちらこそとても有意義でした。最後は少しへこみましたけど。
ピロ 鳩山さんが、結構固い方という印象があったんですけど、お会いしてみるととてもキュートな方で。
鳩山 いやあ、まあ。結局のところ、私はただのボンボンなんだなと思い知らされましたよ。
祖父のように首相になってフリーメイソンに入るのが夢だったんですけど。
ピロ まあねえ。トンビがタカを産むと言いますし、その逆もまたしかりですよ。
鳩山 産みませんけどね。
ピロ まあね。
鳩山 なんかなあ、良いこと無いかなあ。
ピロ まあでも結構良い人生だと思いますよ。自分のストラップが作られてる人間なんて
そう居るもんじゃないですよ。ただのボンボンじゃあ出来ません。
鳩山 そうねえ。じゃあ歌でも出そうかなあ。ピロシさん、曲作ってくださいよ。
ピロ そういうのヨゴレって言うんですよ。そんな事したら首相なんて絶対なれませんよ。
鳩山 えー?って言うかどうせなれないでしょう?もういいですよ。ボクもう寝る。
ピロ あああ、ちょっと。ここで寝ないで下さいよ。ねえ、ちょっと。
鳩山 と、見せかけてブリッジ!どうですかこれ。
ピロ いや、面白くないですからもう帰ってください。
鳩山 うわー出たよー。居るんだよなー振るだけ振っておいてさーシカトかよー
ピロ 振ってねえよ。うるせえな。ボンボンがよ。帰れよ。
鳩山 怒んないでくださいよー
ピロ おまえジュース買ってこいよ。
鳩山 ええ?何ジュースですか?
ピロ オレンジだよ。早く行けよスネ夫。おまえ今日からスネ夫な。
スネ夫 えー。勘弁してくださいよー。お金下さい。
ピロ バッカヤロウお前が払うんだよ。金持ってんだろ。
スネ夫 はい。じゃあ行ってきます。
ピロ つぶつぶ買ってきたらぶっとばすぞ。
スネ夫 分かってますよー。あ、行ってる間に帰んないで下さいよー。
ピロ 帰るよバカヤロウ。


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